プチスケッチ:汽車の中

揺れる汽車の中でお絵かき。最初は人の目が気になって、今まで描いたことがない広い範囲を描くことをためらった。でも、隣の席のおじいさんが写真を撮る人だったらしくカメラをかまえて窓の外をじっと見ていたので、なんだか勇気が湧いてきた。というわけでスケッチブックと万年筆を出してお絵描き。

机の上のデザートと違って描こうとする対象が大きい(広い)のが難しかった。描こうと思うところに注目すると、最初に描きはじめた時と視点が変わってしまって、絵の中でつじつまが合わなくなってしまう。この絵も前から2列目の座席の肘かけの角度があきらかにおかしいしその後ろの席のシートがあきらかにゆがんでいる。

そして、座席の上の荷棚や天井の青いところをどの程度角度を付けて描けばいいのかがさっぱりわからなかった。色を塗り終わってから、消失点を決めとくべきだったのではないかということと、ペンを計測器にして角度を測ればよかったのかもと気付いた。今見直してみると消失点はドアの左側の端と自分目の前のシートの上端がぶつかるあたりにあって、荷棚の線は明らかにおかしい。

とはいえ、いろいろな反省点も描いてみなければ生まれてこなかったわけで、今は失敗を恐れずにお絵かきしたいです。


コメント

  1. Mikiy@s より:

    こんばんわ!汽車内いいですね!
    私は広い物をフェードアウトみたいな感じで描けないので
    このスケッチを見てちょっと参考になるっと思いました
    今後もスケッチ楽しみにしています

    • benico benico より:

      Mikiy@s さん、コメントありがとうございます
      広い空間を描くって難しいです
      このスケッチも反省点だらけなのですが、そう言っていただけて、ブログにのせてよかったと思いました