水彩超初心者におすすめの本その2

ブックレビュー第2回目は前回とおなじく、あべまりえさんの著作からこちら。

この本はペーパーバック版と kindle 版があります。
ページ数は116ページ。
内容はイメージ編とテクニック編の2つに分かれています。
イメージ編ではカラーチャートを作成することで水彩の扱いに慣れ、空を描くことでグラデーション塗りを身につけ、おやつやリースを描くことでいくつかのパーツが合わさったものを描く方法を身につけることできるよう作られている……と思います。
テクニック編では、エタノールや塩など模様作りのテクニック、資料をもとに描くテクニック、そして実物を描くテクニックが紹介されています。

前作同様アドバイスも豊富で、色選び色作り、混色と差し色、水彩紙の素材の違いなどのアドバイスがあります。また、描いた絵をどうするかというアイデアもたくさん紹介されています。

これは私がこの本を見ながら模様づくりをやってみたものです。
上がアルコール、下が塩での模様づくりです。
やはりこの本で知ったマスキングテープで囲った中で水彩を使うという手法もとりいれています。

前回レビューしたたのしい水彩の時間の続編で、簡単なイラストを描きながら水彩を扱うノウハウを身につけていくというコンセプトは引き継ぎつつ、もう一歩ステップアップできるように導いてくれる本です。

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